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2025.10.27
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実務経験証明書の都道府県別テンプレートダウンロードリンク集

児童発達支援や放課後等デイで勤務をするには、実務経験があるかないかで大きな差が生まれます。

なぜかと言えば、令和6年の報酬改定でより一層実務経験を重視するように制度が変わったからです。勤務形態(常勤か非常勤か)と実務経験が5年未満か5年以上かで、児童指導員加配加算や専門的支援体制加算の点数が大きく変わる仕組みになりました。

常勤とは

常勤とは、専業で最低週30時間の勤務をする人のことです。時間数は就業規則に従うので、就業規則にて"正社員は、週40時間勤務する"となっていれば、週40時間が必要です。

また、専業とは、その事業所しか働かないということで、他の事業所と兼務していたりすると専業とは言えません。同一法人に勤めている指導員が、その法人内の2事業所を股にかけて勤務した場合も専業とは見なされず、非常勤として取り扱われます。

勤務経験とは

制度がややこしいので、詳しい話は割愛しますが、簡単に言うと以下のような感じです。

児童指導員等加配加算の場合

保育園、児童発達支援、放課後等デイサービスなどの児童福祉施設、もしくは、特別支援学級(普通級はNG)、特別支援学校、幼稚園などの学校での勤務経験が実務経験として認められます。

また、資格を取ったタイミングは関係なく、5年以上の実務経験があれば、高いポイントの加算がもらえます。

専門的支援体制加算の場合

保育園、児童発達支援、放課後等デイサービスなどの児童福祉施設、もしくは、特別支援学校、幼稚園などの学校での勤務経験が実務経験として認められます。児童指導員等加配加算の場合と大きく違うのが、学校の取り扱い方。特別支援学級での勤務経験は認めらません。

また、資格を取ったタイミングは関係があり、資格取得後に5年以上の実務経験があれば、高いポイントの加算がもらえます。

児童指導員等加配加算

児童指導員加配加算は、勤務形態(常勤か非常勤か)と実務経験で以下のような点数になりました。

常勤 & 5年以上: 187単位
常勤 & 5年未満: 155単位
非常勤 & 5年以上: 123単位
非常勤 & 5年未満: 107単位

専門的支援体制加算

専門的支援体制加算の単位は、123単位のみです。
上記の通りの経験要件が課されており、その要件を満たす者のみが本加算を取得できる人員になります。
常勤、非常勤の区別なく、123単位なので、非常勤数名で、週30時間分(就業規則によっては週40時間分)以上の時間を確保すれば、算定可能な加算です。

実務経験証明書のダウンロード先まとめ

以下リンクより、各都道府県の様式をダウンロードできます。
お住まいの都道府県に合ったものをご利用ください。

北海道/参考様式6 実務経験証明書(Excel)
青森県/実務経験証明書(Excel)
岩手県/(記載例)実務経験証明書(神奈川公式ポータル内・Excel)
宮城県/実務経験証明書(Excel)
秋田県/参考様式4 実務経験証明書(Excel)
山形県/参考様式(1~10内:実務経験証明書を含む・Excel)
福島県/参考様式2 実務経験(見込)証明書(Excel)
茨城県/(参考様式4)実務経験証明書(Excel)
栃木県/参考様式4 実務経験証明書(Excel)
群馬県/参考様式3~6(同一ファイル内に実務経験証明書・Excel)
埼玉県/実務経験証明書(Excel)
千葉県/参考様式4 実務経験証明書(Excel)
東京都/実務経験証明書(Excel)
神奈川県/(記載例)実務経験証明書(県公式ポータル配布・Excel)
山梨県/指定申請必要書類一式(内に実務経験(見込)証明書の案内・Excel)
新潟県/参考様式1~11(内に実務経験(見込)証明書・Excel)

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