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2019.12.27
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児童発達支援管理責任者になるための要件とは??

私たちステラ幼児教室は、児童発達支援事業として運営をしています。
児童発達支援事業所には、必ず児童発達支援管理責任者(通称:児発管)を持った人が必要です。

児童発達支援管理責任者になるためには、以下のような要件を満たす必要があります。

1.福祉施設で経験を積んできた方の場合

老人介護や障害支援などの福祉施設での5年以上の経験が必要です。2018年4月から更に少し条件が厳しくなって、この経験要件に、3年以上の児童または障害支援などの福祉施設での経験が必要という要件が加えられました。介護のみ5年の経験という方の場合は、児童発達支援管理責任者になることができません。

2.学校などで経験を積んできた方の場合

学校の先生も児童発達支援管理責任者になることができます。幼稚園・小学校・中学校・義務教育学校・高等学校・中等教育学校・特別支援学校・高等専門学校などでの勤務経験が5年以上あれば、児童発達支援管理責任者になることができます。

3.医療関係で経験を積んできた方の場合

医師、歯科医師、薬剤師、保健師、助産師、看護師、准看護師、理学療法士、作業療法士、社会福祉士、介護福祉士、視能訓練士、義肢装具士、歯科衛生士、言語聴覚士、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師、柔道整復師、管理栄養士、栄養士、精神保健福祉士の資格に基づき当該資格に係る業務に5年以上従事した経験があれば、児童発達支援管理責任者になることができます。でも、1.同様に、老人介護福祉施設での経験や介護保険施設以外での経験が3年以上必要なので、この点について注意が必要です。
(※制度の運用については、自治体ごとに少し違いがあるので、必ず各自治体に確認をしてください。)

児発管の資格要件は、このような感じになります。でも、この要件を満たしたら必ずステラ幼児教室の児発管になれるわけではありません。

私たちは、個別療育をメインに提供しており、療育特化の事業所として運営しています。そのため、保護者様からは療育的な知識を期待されていて、専門性をもって保護者の方とコミュニケーションを取る必要が出てきます。障害児の特性やその成長のことについても知識を深めていく必要がありますし、日進月歩で進化している療育手法にも明るいことが求められます。

ただ、知識があるだけでは不十分で、もっと大切なことは、保護者様に安心して通所して頂いたり、子育てに前向きに取り組んで頂いたりできるようにコミュニケーションを取ることができることだと感じています。ご利用頂く保護者様はみんな色んな悩みを抱えています。その悩みに寄り添い、共感をして、信頼関係を築きながら業務を進めることが必要です。

上記したような専門知識があり、また、保護者様が心安らぐコミュニケーションを取れる方だと理想ですが、まだまだ未熟な方でも、児発管になって頂くことは可能です。より大切なことは、子どもたちの成長に繋がる知識を常に吸収して、それを利用者様に活かしていこうという想いだと思っています。こういう想いをお持ちの方は、是非、お問い合わせをください。理想像を目指して、私たちと共に一歩一歩日々成長をしていきましょう。

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