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2023.03.08
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未来は明るいと信じ、ありのままの自分を肯定しよう

papamoスクールと言う事業がある。2018年に創業された教育系スタートアップ、ベンチャーキャピタルより資金調達も行っている。今はオンラインこども運動教室に軸足を移し、日本の子どもたちは自己肯定感が低いことや将来の夢を持っていないことを指摘して、そこを変えられるのだと事業の意義をアピールしていた。

【フロント】【へやすぽ】オンラインこども運動教室

確かに自己肯定感や将来の夢は大切なんだけど、少し手段が違う気がしてる。これらを直接的に操作しようとするのは、なんだか違う。大切なのは、そこに至るまでの道程なのだと思う。

私たち人間は、色んな人との関わりや色んなことへの挑戦を経験していく中で、色んなこととの折り合いをつけることになる。嫌な人とも出会うし、どんだけ頑張ってもできないこともある。でも、大切なのは、それでも前を向くことだ。前を向くためには、その時々を支えてくれるものが必要で、それは別に夢でもなければ目標でもない。自分の目の前にある現実をどう捉えるかだと思う。うまく行かずに腐ってしまうこともあるし、うまく行って調子に乗ることもある。そんな時に、しっかりと寄り添い・支えてくれる人がいれば、前を向ける。

先日映画館で「ラーゲリより愛を込めて」を見た。その主題は、「希望」だった。希望をみんなが持てるようにと、主人公はみんなに未来は明るいと説き、ありのまま自分を肯定しようとみんなを鼓舞した。

私自身、目の前にいる子どもや保護者、スタッフなど小さな範囲しか影響は与えられないけども、事業を通して、そういった大切なことが少しでも伝わったらなと思う。私は伝えるのが下手なので、なかなかうまくはいかないけど、自分の能力範囲で精一杯にやろうとは思う。

そういえば、「幸せの定義を、"自分で選択し、自分で決定できること"」としている会社がある。自分で決定できるだけじゃ不十分なのかもしれない。その決定が自分自身の未来を明るくするものである必要がある。事業には勢いも必要だが、勢いだけじゃなくて、やるからには挑戦してよかったと思えるものを選択する用意周到さが必要なんだ。

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