2020.09.11
- 仕事
学童保育の経験は、児童発達支援管理責任者の実務経験に含むことができますか?
児童発達支援管理責任者になるためには、以下2つの要素が必要です。
・児童発達支援管理責任者の研修を修了していること
・有資格者で5年の児童・障害福祉分野での実務経験があること
児童発達支援管理責任者の研修は、去年2019年度に大幅な改正があり、基礎研修と実践研修の2つに分かれました。基礎研修+3年の実務経験で、見習い児童発達支援管理責任者になることができるようになりました。
また、移行措置が設けられていてしばらくの間は、基礎研修+5年の実務経験で児発管になることができます。
では、本題です。
「学童保育の経験は、児童発達支援管理責任者の実務経験に含むことができますか?」
実務経験にどのような施設での経験が含まれるかについては、以下一覧の通りです。
この中に、"学童保育"は見当たりませんが、学童保育での経験は実務経験に含むことができます。市の福祉課に確認したところ、「学童保育は、留守家庭児童健全育成事業(放課後児童健全育成事業)にあたりこの事業での経験は児童発達支援管理責任者の実務経験に含まれる」とのことでした。
尚、学童保育の中には、自治体からこの留守家庭児童健全育成事業(放課後児童健全育成事業)の認定を受けずに運営しているところもあります。その学童保育での経験は児童発達支援管理責任者の実務経験に含むことができませんのでご注意ください。